死ぬかと思った
明けましておめでとうございます。
今年も亀更新ながら、ほそぼそと続けていきたいと思っています。
さて、この年末年始は、犬2頭を連れて乗用車で夫の実家がある福岡まで行ってきました。
1200km弱の道のりを、行きは12時間、帰りは事故渋滞に巻き込まれ16時間かかってしまいましたけど、どうにか無事に帰宅しました。
実は行きの山陽自動車道で、危ない目に遭いました。
ちょっとの差で死んでいたかも・・・
2車線道路の追い越し車線を走っていました。(夫運転、私助手席)
左側路肩に単独事故と思われる車が停まっているのを見ました。
と、次の瞬間、目の前にタイヤが横たわっているのに気づき、「これを踏んだら乗り上げて横転するか、乗り上がれずにはじかれてガードレールに激突する!」
と一瞬のうちに頭の中をよぎり、そして放心状態・・・キャーと叫んだかどうかも覚えていません。
夫は小さく「アッ」と言ったような気がします。
結果・・・
右に急ハンドルをきり、間一髪のところでよけ切りました。
右側にはガードレールがあり、右にハンドルを回しすぎればガードレールにぶつかっていたと思います。
ほんとに一瞬の出来事でした。
後から恐怖がじりじりと湧き上がってきた感じです。
タイヤは、直前に停まってた事故車のものと思われます。
事故の衝撃でタイヤが外れて飛んでココに落ちたか、転がってココで倒れたか、でしょう。
それにしても追い越し車線の見事にど真ん中でした。
よけずに車体の下をくぐらしたらどうだったろうか?と夫に聞いたら、それは無理だろうと。タイヤが車の下部(裏側部分)に引っかかり、それはそれで危ないことになっていただろうと言っています。うちの車が破損したかもしれませんね。
ところで、私達の車の前を走っていた車があったはず。その車はどうしてただろう?
夫と二人で思い出そうとしてもわかりませんでした。
おそらく、なんですが、前の車はタイヤに気付き、左の走行車線に進路変更を普通にしたのではないかと。その車がどいたせいでタイヤが私たちの目の前に現れたのではないかと。それにしても、とても急に現れた気がするのは、きっと夫が前の車との車間距離をあまり空けていなかったためだと思うのです。もっと車間距離を取っていれば、もうすこしは早く前方に落下物があることに気づき、余裕をもってよけられたのではないかと思います。
高速道路での車間距離は追突防止のためだけと思いがちですが、こういうこともあるんだなあと実感しました。
それから、事故車を見つけた時は、部品が車線に飛んでいる可能性があることを知りました。
事故りやがってバカな奴、なんて笑っていると次の瞬間我が身に危険が降りかかるかもしれないのです。
たとえ路肩に停まっていても、事故車には注意が必要ですね。
うちの後続車たちは、みんな無事にあのタイヤをよけただろうか?と気になりましたが、その後事故が起こった様子がないみたいなので、大丈夫だったのでしょうね。
高速道路の落下物は本当に恐ろしいものですね。気付いたら通報するにしても、回収されるまでには数十分かかったりするものでしょう?絶対に落としてはいけないのです。