お役に立てたら幸いです

オバチャンが、気になってるモノ、役立ったモノなんかを気ままに書きまくる!

久しぶりに相続セミナーに行ってきた

コロナでしばらくあんまりセミナー開催無いなあ~と思ってたけど、広報誌リビングに相続セミナーの案内が載っていたので申し込んでみた。

 

相続セミナーは大手ハウスメーカー主催の物が多いんですが、今回もそう。

ただし、今回のは私にとっては初めてのハウスメーカー

とはいえ、内容はおそらくだいたいいつもと同じなんじゃないかと思いながら向かいました。

たとえ何回も聞いた内容でも忘れてることもあり、同じ事を聞く価値はあります。

また、一つや二つは「へえ~そうなんだ~」と思える新情報も聞けたりするので、これからも何度も足を運ぼうと思ってます。

 

さて、今回の内容ですが、相続税の基礎から始まり、節税についてなんかも触れていました。概ねいつもの通り。

この日の講師は大手の税理士事務所の方だそうで、自分の会社がいかに相続税に強いかということをアピールしてたな。

そう!相続税については税理士なら誰でもいいわけじゃなく、相続についての経験知識豊富な税理士でないと損をしてしまうことがある!と力説していたんです。

 

特に不動産についての相続税の計算の仕方は時としてとても難しく、かつて別の事務所で算出して払った相続税が多すぎたお客さんの税金を取り戻したという話を聞きました。5年以内だったら、いったん払った税金を修正申告して返金してもらうこともできるそうです。

 

100人の税理士が居たら100通りの金額が出る

 

つまり、税理士によって相続税の金額が変わってしまうんだそうで、エーーー!それじゃ正解って無いの??

と甚だ疑問に思いました。

預貯金については数字がきちんと出るので誰がやっても変わりないのでしょうけど、不動産は解釈の相違で金額に差が生まれるんだそうです。

それこそ億の金額で違うこともあるとか・・・もうビックリ!

あ・・そういう人はそもそも何億も税金を納めるような大金持ちなわけで、一般庶民では数十万、多くて数百万とかのレベルかと。それでも戻ってくるなら戻したい。

 

しかし、プロに頼むからには報酬を支払うわけで、もしも再査定してもらっても戻る税金ありません、てなことになったら報酬払うだけ損してしまう。でもやってみなくちゃわからないし・・・

などと考えていたら、

「もし税金が戻らない場合は、料金いただきません。成功報酬です。」

ということなんだそうで、ちょっと安心。

 

それにしてもですよ、税理士によって出す金額が変わってしまうのなら、税務署は何をもって正解とするんでしょうか?

税理士が出した金額なら鵜呑みにして、調べ直すことはないんでしょうか?

ちなみに、「申告した税金多すぎますよ~」と税務署から教えてくれることはないそうです。その逆はありえるみたいですが・・・

 

うちの場合ですが、2年半前に義父が亡くなった時には、義弟がひとりであれこれ調べてくれて税理士を頼むことなく申告を済ませました。

その時は、義弟よ、よくやってくれた!税理士に高い報酬払うことなく済んでヨカッタヨカッタと、義弟を労いました。

義父には価値ある不動産は遺産の中になかったので、大きく申告が間違ってることはなかったと思うのですが、将来義母が亡くなった時はかなり多くの不動産があるので、今度はプロを雇った方がいいような気がする。

でも、義弟はおそらく自分でやる気マンマンです。うーーん、大丈夫だろうか?

嫁の立場で相続に口を挟むのはよろしくないだろうしなあ。

 

不動産の遺産が多めの相続にはプロ、しかもその道のプロを雇うべし!!

という結論が出た今回のセミナーでした。