赤チンの想い出
こんな記事が出てました。
若い人は見たことないかもしれないですね。
オバチャンの子供の頃は、怪我をしたときはすぐにこの『赤チン』塗られたものです。
それはオバチャン幼稚園の時。およそ50年前の話です。
2~3つ年上の近所のお兄ちゃんに背後から「わっ!」って脅かしたら、「なにすんだよ!」って突き飛ばされ、アスファルトの道路にズベって顔から転びました。
当時鼻ペチャだった私は、鼻は無傷だったのに、なぜか鼻の下を擦りむきました。
そうしたら、あろうことか母が私の鼻の下に赤チンを塗りました。
翌日その顔で幼稚園に行ったワタシ。
幼稚園の先生が私の顔を見て、必死で笑いを堪えていたのを今でもよく覚えています。
友達には『赤ひげ』とからかわれ・・・
だけど私は案外平気でした。
すごく気の強い女子だったもので(;^_^A
別の日、幼稚園で体操の時間にトイレに行きたくなってしまったワタシ。
休み時間になり、先にトイレに行けばよかったのに、なぜだか着替えてからと思ってしまって体操服を脱いでいたら、教室の席でジャーっと漏らしてしまいました。
すると近くにいた男子が「あー!漏らしたー!」と大声で・・・
そんな時、普通の幼稚園女児なら泣いてしまうでしょうけれど、私は「なによ!アンタだって漏らしたことあるでしょう!」と怒鳴り返しました。
50年も前のことを未だ鮮明に覚えている私って執念深い!?
話が逸れましたが、
母よ、なぜ鼻の下に赤チンを塗った?『赤ひげ』しかも『赤ちょびひげ』そのものではないか!?
とまあ、それほどに赤チンは当時、傷の万能薬だったわけです。
その後、無色透明の『マキロン』が発売され、『赤チン』に対抗して『白チン』などと呼ばれていました。(私の地方では)
私は自分の子供に赤チンを使ったことはありません。結婚して買ったことがないです。
今でもあったんですね~